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「街は孤児になった」。12万人の会葬者が殺害されたドネツク、ドンバスの指導者に別れを告げる(写真)

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‘The city is orphaned’: 120,000 mourners bid farewell to murdered Donbass leader in Donetsk (PHOTOS)

2018年9月2日

(PHOTOS)
(翻訳:新見明 2018年9月6日)
<記事原文>https://www.rt.com/news/437440-donbass-leader-murder-funeral/

ウクライナのドネツクで、人々はアレキサンドル・ザハルチェンコに別れを告げるため並んでいる。

少なくとも12万人が、ドネツク人民共和国(自称)の指導者アレクサンドル・ザハルチェンコの葬儀に参列した。金曜日、東ウクライナのドネツク市で、彼は爆発によって殺された。

ザハルチェンコの遺体は、国立アカデミーオペラ、バレー劇場のロビーに置かれていた。そこは、DPR(自称ドネツク人民共和国)の指導者が殺害されたカフェ・セパールからほど近いところにある。


12万人以上が、殺害された指導者にお別れをするためにやって来た、と市委員会のスポークスマンが記者に語った。


ドンバスの指導者の葬儀に、人々は花束を携えてやってきた。「(私達は)涙に暮れるしかありません!私達はなんて言ったらいいのかわかりません」と、ドネツク地区のヤシノバターヤの町からやってきた三人の女性がRIAノーボスチに語った。

「こんなこと(殺害)が、いったいどうして起こったのか!多くの母親が子供と歩いていて、普通の人々が歩いている市のど真ん中で起こったのです!」と、もう一人の悲しみに暮れた女性が叫んだ。ザハルチェンコは結婚していて、4人の息子が残された。


モスクワは43歳のザハルチェンコの殺害に非難声明を出した。「殺害はウクライナのあらゆる和平行程を阻害するものである。東ウクライナにおいて、ミンスク合意実現を葬り去ることを狙ったあからさまな挑発行為だ」とロシア外相セルゲイ・ラブロフは土曜日に語った。


ザハルチェンコは2014年11月以来DPR(ドネツク人民共和国)を率いてきた。2014年11月はウクライナ大統領ビクトル・ヤヌコービッチがクーデターによって追放され、危機が勃発したときだ。ドネツク州は隣のルガンスク州とともに、キエフ政府と衝突を繰り返していた。彼らは2014年のクーデターによる新政府受け入れを拒否し、自分たちで共和国を打ち立てた。ザハルチェンコは、以前から度重なる暗殺の試みから生き延びてきていた。


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