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ワシントン・コネクションと第3世界のファシズム

ワシントン・コネクションと第3世界のファシズム

ノーム・チョムスキー&エドワード・S・ハーマン

2016.2.26


<新見コメント>

 今回のチョムスキー&ハーマンの翻訳は、元岐阜大学教授寺島隆吉先生の勧めで取り組むことになりました。1979 年に出版された同名の本の抜粋ですが、現在の世界を理解には今も有効で、見逃すことができない文章です。

 まずテロという言葉が頻繁にメディアで出てきますが、それはもう一つの大きな国家テロを覆い隠す役割を果たしているという分析は、極めて重要な指摘です。

 そしてもう一つ、CIA が世界の政権転覆にどのように関わったか、その手法を7つに分けて書かれています。

 1.政治指導者の暗殺
 2.テロリスト、傭兵、軍閥を用いた政権転 覆
 3.外国政治家への政治的収賄と資金提供
 4.プロパガンダ
 5.デモを組織しそ れに資金援助する
 6.敵対組織や政党に潜入する
 7.情報を集め、政権転覆に利用する

 これらの手法が現代の政権転覆にどのように使われているか具体的に書かれていて非常に参考になります。

 私がチョムスキーの翻訳に挑戦することは無謀なのですが、なぜ無謀であるかという理由を寺島先生は「これはインタビューと違って書き言葉だ。チョムスキーの書き言葉は一段と抽象度が高く難しい」と言ってみえました。私はインタビュー記事は時々読んだことがあったのですが、書き言葉はほとんど経験がありません。一文が数行にわたる英文を日本語にすることはとても大変な仕事でした。まだ所々意味の通らないところがあると思いま すが、現在の段階で投稿します。ご容赦下さい。

 なお訳注が本文の倍以上ありますが、私はこれだけのことを調べないと内容を理解することができませんでした。みなさまには、必要な部分だけ参考にして読んで頂ければいいかと思います。

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