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「野菜バーガー」や「菜食ソーセージ」という商標にEUがお墨付き

<記事原文 寺島先生推薦>
EU lawmakers vote for ‘veggie burgers’ & ‘vegan sausages,’ rejecting demands by farmers
RT ワールドニュース
2020年10月23日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2020年11月23日


 EUで販売されている植物ベース製品は、肉がまったく含まれていなくても「バーガー」、「ソーセー
ジ」、「ステーキ」と呼ばれることは、許可されて当然だ、と欧州議会は表明した。

 10月23日に、欧州議会議員(MEP)は、農家の提案、つまり、通常肉製品に関連する表現を野菜だけの代替品に使うことは消費者に誤解を与えるものだ、をしりぞける採決を行った。いっぽうこれを受けて、欧州農業生産者団体の欧州農業組織委員会・欧州農業協同組合委員会(Copa-Cogeca)は、野菜由来の食品にソーセージなどという名前をつけることを続けることは、混乱を招く言葉遣いという「パンドラの箱」を開くことになるだろう、と警告した。

 スウェーデンのEU議員ジッテ・ギュウーテラン(Jytte・Guteland)氏は、同僚議員がヨーロッパのレストランのメニューや店の棚に「ヴィーガンバーガー」、「ヴィーガンソーセージ」、「大豆ステーキ」という用語を残すことを決めた後、「ヴィーガンバーガーで祝うつもり」と述べた。

 欧州消費者団体(BEUC)もこの決定に喜んでおり、欧州議会議員(MEP)たちの「常識」を称賛した。欧州消費者団体(BEUC)は、植物ベース製品の推進は地球温暖化阻止のEU方針に沿う、というグリーンピースや世界自然保護基金、他の環境団体の立場を共有している。

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 「消費者は、ベジタリアン(野菜だけ)やヴィーガン(完全菜食主義)と明確に表示されている限り、大豆ステーキやひよこ豆ソーセージという商標で決して混乱することはない」と欧州消費者団体(BEUC)は声明で述べた。そのような表示は、肉を含まないそれらの製品を食事にとり入れていくことをより容易にするだけだ、と欧州消費者団体(BEUC)は主張している。

 しかし、欧州消費者団体(BEUC)は、日用品の植物ベース代替品に対する表示規則を強化したり、「~ミルク」または「~チーズ」などの用語の禁止を支援する欧州議会の決定を遺憾としている。

 2017年、欧州司法裁判所は「大豆ミルク」や「ヴィーガンチーズ」という用語をそれらの製品に使用することを禁止し、「ミルク」、「バター」、「チーズ」、「ヨーグルト」などの用語は野菜由来の食品の表示には使用できないと決定している。

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 ただし、表示規則はより大きなEU農業一括法案の一部であるため、欧州議会議員(MEP)による投票は最終的なものではない。10月23日の午後に予定されている議会によるこの一括法案の承認後、ブリュッセルは最終方針についてEUの27の加盟国と合意に達する必要がある。



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