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市場に登場する3Dプリントされた魚

<記事原文 寺島先生推薦>
3D printed fish set to hit the market
Around a third of global stocks are currently overexploited, analysts say
世界の魚の約3分の1は、現在、過剰に漁獲されていると分析家たちは言っている。
出典:RT 2023年5月1日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年6月27日



売り手がガザ市のガザ地区のアル=ムアスカル魚市場でいわしを見せている。いわしはその風味と手頃な価格から最も需要のある商品だ。2023年4月27日撮影。©ゲッティイメージズ/アリ・ジャダラ/アナドル通信社/Getty Images経由


 釣り竿を持って湖へ行かない時のために、あるイスラエルの会社が3Dバイオプリンティングを用いた独自の「新鮮な」魚を作る方法を開発した。この方法によると、魚はすぐに調理できるとのこと。

 Stakeholder Foods社は、幹細胞から3Dプリントされたハタのフィレを開発した。このフィレは、バイオプリンティング技術を用いて魚の形状に加工される。この製品は、Umami Meats社との協力のもと開発され、天然の魚と同じ味と食感を再現しており、今年後半にはスーパーマーケットの棚に並ぶかもしれない。

 「数ヶ月以内に、この世界規模で培養された魚を市場に提供する計画を発表する予定です」と先週のイスラエルでの試食会で、Umami Meats社のCEOであるミヒル・パーシャドは、The Telegraphを通じて語った。「最初の試食では、素晴らしい魚のようにフレーク状になり、口の中でとろけるような、まさに絶品の魚と同じ味がしました」と彼は説明した。



関連記事:研究者らは、自然の珊瑚礁を救い、温室ガス削減もできる可能性のある人工珊瑚に3Dプリントを施す

 この技術の発展には、特に食料不足という点で多くの利点がある。それだけではなく過剰操業という世界的な問題にも関係している。海洋の専門家たちは、世界の魚の約3分の1が現在過剰に漁獲されていると推定している。特にハタ科は絶滅の危機に瀕している、と考えられている。

 さらに、生物工学的に作られた魚は、従来の漁獲された海産物に影響を及ぼす可能性があるマイクロ・プラスチックなどの汚染物質が含まれていない。

 ハタのフィレは、魚の幹細胞と様々な栄養素を組み合わせて作られ、その後、生体インクに加工され、プリンターで印刷される。印刷の工程はわずか数分で行われ、その後、製品は直ちに調理して食べることができる。

 Stakeholders社は、ステーキやウナギなどの他のシーフードを含む、完全な切り身の3Dプリントされた肉にも取り組んでいる。2020年、ファストフード大手のKFCは、ロシアのバイオプリント企業と提携して人工のチキンナゲットを生産した。
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毎日歩くと体に何が起こるか?

<記事原文 寺島先生推薦>
What will happen to your body if you walk every day?
筆者:ヴィディ・ヴィヤス(Vidhi Vyas)
出典:369Rocks 2023年6月3日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年6月19日

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毎日歩く:歩くことは過小評価されがちですが、心身の健康を増進させる素晴らしい可能性を秘めています。この記事では、毎日歩くことが体に与えるさまざまな影響についてご紹介します。病気の予防や筋肉の引き締めなど、ウォーキングはあらゆる年齢層や体力レベルの人に役立つ、簡単で強力な運動であることがわかります。


1. 脳を活性化させる10の効果

ウォーキングは、脳の健康に大きな効果があることが分かっています。定期的なウォーキングは、認知症の早期発症を予防し、アルツハイマー病の発症リスクを軽減する効果があるという研究結果があります。脳の健康に関わる化学物質の生産を刺激し、神経細胞の成長と生存を促進します。さらに、ウォーキングはストレスを軽減し、エンドルフィンを分泌させ、全体的な精神的幸福を向上させます。

2. 視力の向上

信じられないかもしれませんが、ウォーキングはあなたの視力に良い影響を与えます。ウォーキングは、眼圧を下げることで緑内障を予防し、視覚障害になるリスクを軽減します。低強度のウォーキングも高強度のウォーキングも、脳の視覚野を刺激し、目から送られる映像の処理を強化します。ウォーキングを日常に取り入れることで、視力を向上させ、将来起こりうる問題から目を守ることができます。

3. 心臓病の予防

ウォーキングは、心臓病や脳卒中の予防に関して、ランニングと同じくらい効果的です。1日30分歩くだけで、高血圧やコレステロール値を下げ、血液の循環を良くし、冠状動脈性心臓病の危険性を減らすことができます。ウォーキングを毎日の習慣にすることで、健康な心臓を維持するための大きな一歩を踏み出すことができるのです。


4. 肺活量の増加

有酸素運動であるウォーキングは、血液中の酸素量を増やし、毒素や老廃物の排出を促します。その結果、肺の機能が向上し、呼吸が深くなることで、肺の病気に伴う症状にも良い影響があります。また、ウォーキングをしながら屋外で過ごすことは免疫力を高めることにもつながるため、呼吸器系全般の健康維持に最適な活動です。

5. 膵臓への効能

ウォーキングは、ランニングよりも糖尿病予防に効果的であることが示されています。耐糖能と血糖吸収を改善し、膵臓のインスリン分泌量を減らし、膵臓に必要な休養を与えることができます。定期的なウォーキングを日常に取り入れることで、糖尿病のリスクを減らし、より良い膵臓の健康を促進することができます。

6. 消化の改善

毎日30分歩くだけで、大腸がんの発症リスクを下げ、消化を良くし、便通を整えることができます。また、ウォーキングは、大腸がんと診断された後でも生存する可能性を高めることが分かっています。負担の少ないこの運動は、胃腸全体の健康を促進し、慢性的な便秘に悩む方にも効果的です。

7. 引き締まった筋肉

一般に信じられていることとは異なりますが、ウォーキングは筋肉を鍛え、体重減少に役立ちます。1日1万歩歩けば、ジムでの激しい運動と同じような効果を得ることができます。インターバルや上り坂のウォーキングを取り入れると、より効果的です。正しい姿勢と速度を保ちながら歩くことで、筋肉を痛めることなく低負荷の運動ができ、継続的にウォーキングを行うことができます。

8. 骨と関節を丈夫にする

ウォーキングは、関節の可動性を高め、骨密度の低下を防ぎ、骨折のリスクを軽減します。また、関節周囲の筋肉を強化し、脊椎構造の血行を促進することで、姿勢と柔軟性を向上させます。定期的なウォーキングは丈夫な骨を作り、骨粗しょう症や骨量減少の可能性を低減させます。

9. 腰痛の緩和

負荷の大きい運動で腰痛を感じる方にとって、ウォーキングは負荷の少ない代替手段となります。ウォーキングは、脊椎構造内の血液循環を改善し、重要な栄養素を軟部組織に送り込み、痛みの緩和につながります。また、背骨を支える筋肉を強化し、より良い姿勢と背骨の安定性を促進します。

10. 心を落ち着かせる

ウォーキングは精神衛生に良い影響を与え、うつ病や疲労の症状を緩和するのに役立ちます。定期的にウォーキングをすることで、うつ病の人の状態が大幅に改善されるという研究結果も出ています。気分が落ち込んだり、疲れ切っている人でも、毎日のウォーキングで気分を高めることができるのです。友人や恋人と一緒に歩けば、その効果はさらに高まり、気分も高揚することでしょう。

関連記事:ジムでの1時間を4分で置き換える運動

まとめ
ウォーキングは、簡単かつ強力な運動で、体に大きな影響を与えます。脳の健康から心臓の健康、消化、精神的な健康まで、毎日の散歩を日課にすることは、小さな変化でありながら大きな効果をもたらします。まずは小さなことから始め、自分に合ったペースを見つけ、徐々に歩く時間や強度を上げていきましょう。ウォーキングの力を取り入れ、身体と心にもたらす前向きな変化を楽しんでください。

出典画像:discord.com

太陽光不足が喫煙と同じくらい致命的である理由

<記事原文 寺島先生推薦>
Why Sunlight Deficiency Is as Deadly as Smoking
筆者:セイヤー・ジャイ (Sayer Ji)
出典:GR 2023年4月25日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年5月9日



***

科学会誌に掲載された画期的な研究により、人間の健康における太陽の役割について、非常に驚くべきことが明らかになった。太陽光の不足は、タバコを吸うのと同じくらい人間の健康に害を及ぼす可能性があるというのだ。

 スウェーデンの研究者たちは、「主要な死因の危険因子としての日光浴の回避:南スウェーデンのメラノーマ(悪性黒色腫:皮膚がん)群の競合リスク分析」と題する研究を、約3万人の女性集団を対象に実施した。彼らは、Miss(Melanoma in Southern Sweden)群の20年間の追跡調査の中で、全死因死亡の危険因子としての日光への当たり方のいろいろな違いを評価した。女性は、研究開始時に25~64歳で、1990年から1992年にかけて募集された。彼女たちの日光浴の習慣を現代の生存統計学で分析したところ、いくつかのことが判明した。

まず :
「積極的な日光浴の習慣がある女性は、日光浴を避けている女性と比較して、主に心血管疾患(CVD)および非がん・非CVD死の危険性が低いことがわかった」。

2つ目:
「生存期間が延びた結果、これらの女性ではがん死亡の相対的影響が増加した」。

 この発見は少しわかりにくいかもしれないので、もう少し詳しく見てみよう。

 がんにかかる危険性は生物学的年齢とともに増加するため、長生きすればするほどがんにかかる危険性は高くなる。したがって、太陽光を浴びる機会が増えれば、実際に寿命が延びるので、発がんする危険性も高まるように見える。しかし、これは必ずしも、一般に考えられているように、太陽光が本質的に「発がん性がある」ことを意味するものではない。


 
 先進国の死因の第1位は心臓病であり、太陽光は、第2位の死因(がん)の危険性を高めるとしても、この最も一般的な早死(心臓病)の原因を減らすので、太陽光浴のもたらす純粋な効果は、長生きさせることになり、これは、しばしば見られる「がんにかかる危険性の増加」状況を中和してくれるのに一役買う。また、非常に多くのがんが過剰診断や過剰治療を受けているが、その責任は医療機関によって十分に認識されておらず、その責任に言及されることはほとんどない、ということも忘れてはならない。このような「がん」は、統計値を大きく膨らませる。特に乳がん、前立腺がん、甲状腺がん、肺がん、卵巣がんなどのいわゆる早期がんが数百万件も誤った診断や治療を受けており、この問題の複雑さゆえに、太陽光浴とがんにかかる危険性の関係を明らかにすることがより一層難しくなっている。

関連記事:健康的な生活を送るための上位5つの習慣

 続いて、太陽光の長寿効果については、3つ目の重要な観察結果によって、明確に理解することができる:

「日光浴を避けた非喫煙者の平均余命は、日光浴最高群の喫煙者と同程度であり、日光浴の回避が喫煙と同程度の死亡する危険性の要因であることが示されている」。

 これは、深い意味を持つ有力な発見である。「日光浴を避けることは、喫煙と同程度の死亡の危険因子である」ということは、日光浴はむしろ、我々の健康に不可欠であることを示すものである。日光浴は、いつでも致命的な脅威であると考えられる、(だから)有害物質への接触となることがほぼ確実な合成日焼け止めを全身に塗りたくることは正しい、ということにはならないのだ。実際、CDCによると、喫煙は年間600万人の不必要な死亡の原因となっており、「米国では男女とも喫煙者の総死亡率は、喫煙をしない同様の人々の死亡率の約3倍である」とされている。つまり、日光浴が、人間の健康に不可欠で必要な要素として非常に大きな力を持っているため、日光浴をしない、あるいは、もっと日常的に日光浴すべきと勧めないことは、医学的に非倫理的と見なされるかもしれない。

この研究の四番目、そして最後の見解:

「日光浴最高群に比べ、日光浴回避者の平均余命は0.6~2.1年短くなっていた」。

太陽光は、やはり、健康維持に欠かせない

 太陽光の欠乏が喫煙と同程度の致命的な結果をもたらす可能性があると言えるが、太陽とその光は清潔な食べ物や水と同じように人間の健康にとって重要かもしれないと断言することで、情報を肯定的に言い換えることができる。実際、太陽からのエネルギーは、ATP*に依存しない方法で、私たちの体の生命維持装置の細胞生体エネルギーを駆動することを、説得力のある研究が示唆している。『水の第4相』の著者であるジェラルド・ポラック博士の研究を考えてみよう(以下の動画を参照)。彼は、太陽の赤外線エネルギーが、何兆もの分子電池のように、私たちの体内の水分子を充電する(私たちの体内の分子数の99%は水である)ことを説明している。
* アデノシン三リン酸(adenosine triphosphate)。筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる。「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。(厚労省)

 心臓血管の健康に関して言えば、赤外線を帯びた水分子の形をした太陽光のエネルギーは、排除帯水(EZ水)と呼ばれる高度に構造化されエネルギーを与えられた水を作り出すことによって、血管を通して血液を送り出す心臓の働きを支援し、一般成人の体内の1.2~1.5ガロンの血液を文字どおり何キロもの血管に送り出すのに必要な生体力学的エネルギーの99.9%以上を実際に提供すると考えられている。 興味深い研究によると、体内には、太陽光を受け入れて利用し、いわゆるATPの「追加合成」を行うことができるさまざまな光受容体/発色団(チトクロームCオキシダーゼなど)が存在することも分かっている。さらに、メラニンは、太陽の電磁スペクトルを幅広く吸収し、有用なエネルギーや、おそらく生物学的に重要な情報に変換し、有害なガンマ線を取り込んで生物学的に有用なエネルギーに変換することもある。クロロフィルのような人間の食事にありふれたものでさえ、最近、動物細胞の集光性を高める手段として機能することが分かってきた。実際、私たちは最近、微生物が介在する消化過程によって細胞のミトコンドリアに到達するクロロフィル代謝物の仲介によって、ATP産生が促進される(活性酸素の産生を伴うことはない)ことを発見した研究結果を報告した。

 自然健康論者は、太古の昔から太陽光を健康に役立てると説いてきた。現代では、日光恐怖症が蔓延し、特に肌の白い民族の親は、子供に宇宙服ほどの全身保護具を着せ、極めて毒性の高い石油化学誘導体や発ガン性のあるナノ粒子金属を吹き付けたり、塗ったりしている。しかし、食料、エネルギー及び情報の形態として、太陽が必要だという認識が広まってきているのである。

 もちろん、ビタミンDがすべてではない。太陽光の健康効果をこのホルモン様化合物に求めるのは、オレンジの健康効果がアスコルビン酸分子の化学骨格を構成する原子の分子構造にのみ依存し、それに還元されると考えるのと同じことである。私たちは、太陽光の特定の波長が、私たちの体のすべての体系に関連する、古くからある、強固に組み込まれた遺伝子や EP(epigenetic program)を幅広く活性化することを学び始めている。例えば、夕暮れ時の光の波長は、私たちの種としての進化にとって非常に重要であったかもしれない。私たちの無毛や巨大な脳は、何十万年、何百万年もの間、毎日その光を浴びなければ進化しなかったかもしれない。生物光変調とも呼ばれるこの現象は、人間の健康と病気における太陽の役割について、根本的に新しい視点を切り開くものだ。もし、日光不足がタバコを吸うのと同じくらい致命的だとしたら、自然光を定期的に浴びない人は、もはや真の人間ではなく、生物学的、精神的、霊的な青写真の最適な発現を体験することができないとも言える。基本的な権利、そして健康法として、毎日屋外に出ることが必要なのだ。会社員、窓のない教育体制、夜勤の仕事、刑務所の現状を考えたことがある人はどれくらいいるだろうか。今回の新知見に照らし合わせると、日光の遮断は、人間の健康に対する重大な権利の侵害と考えられるのではないのだろうか。

 この研究は、人間が真に健康であるために必要なものをより深く理解する道を開くかもしれない。日光不足は、主に屋内に集中する生き物である現代の私たちが、肉体的・精神的な退化につながる最も間違ったことの代表例である。細胞の生体エネルギーに関する新しいモデルが登場し、身体が太陽のさまざまな光の波長を直接または間接的に利用する能力を考慮するようになると、毎日直接の太陽光を浴びることは、少なくとも「ビタミンの摂取」や「運動」と同じくらい、健康維持に重要な過程と見なされるようになるかもしれない。逆に、太陽光の不足や欠乏は、喫煙と同じように危険で致命的なものとみなされるだろう。

セイヤー・ジャイはGreenmedinfo.comの創設者、国際的ベストセラー『REGENERATE:新しい生物学を通して身体の劇的な柔軟性を解放する』の著者、 Stand for Health Freedom (501c4)の共同設立者であり、コンシャス・クリエイターとそのコミュニティのためのグローバルなマルチメディア・プラットフォームであるUNITE.liveを運営している。

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